ちょっと考えたこと
昨日、本屋さんに土門拳さんの写真集コーナーがありました。
金子の思考回路
土門拳→NIPPON(雑誌)→デザイン→webデザイン
ということで(?)
webデザインについて考えてみました。
学生時代に、こんな話を聞いたことがあります。
「プロダクトデザイナー(工業デザイナー)は、設計ミスが許されない。
もし、設計ミスをしたら誰かが傷つくから、
だから、彼らは設計に命をかける」
身の回りにあぶれている工業製品。
例えば、自動車。
もし、ネジ一本足りない設計をしてしまったら?
もし、部品の強度が足りなかったら??
大変なことになってしまいますね。
「グラフィックデザイン(平面デザイン)は、誰かが傷つくことなんてない。
でもだからこそ、グラフィックデザイナーは
ロゴ1つの配置にも細心の注意を払わなくてはいけない。
たった、数ミリ、0.00...ミリに命をかけるのが、グラフィックデザイナー」
特にグラフィックデザインは、パソコンとソフトさえ買えば
プロのデザイナーと同じ道具が誰でも手に入ります。
でも、同じ道具をそろえたら、
誰でもグラフィックデザイナーになれるのでしょうか??
答えはNOだと思います。
だって、グラフィックデザイナーは誰も気にしないような
細かいところまで神経を研ぎ澄ましデザインしているのだから。
そこで金子は考えました。
webデザインはどこに命をかけるのか??
ソースを間違えても誰も、傷ついたりしません。
デザインにこだわっても、見る環境によって見え方なんて変わってしまいます。
まったく同じになんて無理です。
じゃあ、なににこだわればいいんだろう???
金子の考えた結果。
すべての人に快適なwebサービスを提供すること
・サイト内で迷子にならない設計。
・すべての環境で限りなく同じに見えるようにする。
・検索キーワードがキチンとヒットする。
・可変性があること。
・音声ブラウザでも快適にwebを楽しめるようにすること。
webの知識のない人にとっては、どうでもいいよー。
ってことかもですが、
でも、ここをこだわらなくてどこにこだわるのか??
HPもだれでも作れるけど、趣味で作ったHPと同じHPを作ってたら
webデザイナーなんて必要あるのか??
みたいなことを考えたのです。
- 22.06.2009
- mayumi
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