IBMのロゴをデザインしたポールランドさん
タイポグラフィのデザイナーさんから聞いたお話。
その人は、IBMのロゴを作ったポールランドさんに会ったことがあるらしい。
(そういうツアーに参加したらしいです)
ツアーに参加した一人がこんな質問をしたそうです。
「IBMのロゴは高く評価されていますね」
ポールさんからはこう答えたそうです。
「IBMのロゴは成功したロゴの一つだろう。
しかし、ロゴが成功したのか、
それとも、IBMが成功したから、ロゴが成功したと言われるかはわからない」
ん~。ちょっと自分の記憶があやふやですが、つまり
ロゴがよくてIBMが成功したんじゃなくて、
成功するIBMの、ロゴ制作に自分は偶然携われただけかもしれない。
みたいな発言をしたそうです。
超一流のデザイナーであるポールランドさんが、です。
この話をしてくれた人は「ポールさんはものの本質を知ってる人なんだね」って言ってました。
もう一人、鈴木成一さんの言葉。
鈴木さんは本の装丁デザイナーです。
本屋に並んでる、ちょっといい感じの本を開くと、
たいがい鈴木成一デザイン室て印刷されてます。
テレビでこんな感じのこと言ってました。
「自分がデザインした装丁のおけげで本が売れました!って言われるのは、ちょっとおかしい。
自分には本自体をおもしろくすることはできないから。
もともと、本が持っていた魅力を自分は引き出すだけ」
みたいな。こと言ってました。たぶん。
そこで、ちょっと考えたのです。
WEBも一緒なんだろうなーって。
私たちはお客様のために、実際にサイトを見る人のために、
最高のパフォーマンスをすべく、努力します。
SEO対策、ユーザビリティ、CSS技術、flash技術、デザイン、サイト構築...etc
でも、そのサイトが成功するかどうかは、
そのサイトをもっている、企業の努力しだいなのかな、と。
例えば、検索ヒット順位を1位にすれば、仕事が来るチャンスは増えるだろうけど、
リピータがくるかどうかは、その企業の努力しだいだし、
もし質の悪いサービスを出してたら、仕事の増加は一時的なのになっちゃうし。
だから、もし自分がかかわったお仕事で
「WEBサイトを持って、仕事が増えました!」
なんて、言ってもらえたら(もちろん嬉しいけど)
でもWEBはきかっけにすぎなくて、
仕事が増えたのだとしたら、その企業が頑張ったからなんだな、と。
自分は偶然関わっただけなんだな、と。
そういうことなんだな、って思いました。
最近、少しずつお仕事をするようになって、
やっと、ポールさんの言ってたことの意味が、
少しわかった気がします。
(わかった気になっているだけの可能性大ですが...)
まだ、全然なにもできないピヨピヨひよっこの自分じゃ、
そんな仕事に関わったことなんて無いし、
これから先関わる機会があるかどうかもわからないけど、
でも、そういう姿勢でいたいな、と思いました。
むん。いつものことながら、意味不明の記事になってしまった(×_×;)
最後に、IBMの画像載せておきます↓
- 10.07.2009
- mayumi
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